Abysmal heights

主にピアノのこと

近況

メモ程度に。

 

意気込んでいたのに結局日々の惰性に埋もれピアノはあまり触れていない。いつものパターンだが、ピアノに触れたい欲求自体は続いている。

 

最近、引っ越しを検討している。今の日本の現状で家を買うというのはどうかという考えもあるが、グランドピアノを置きたい。実家にディアパソンのグランドピアノがあるので最初はそれを持ってこようかと考えている。そのうちシゲルカワイのピアノがほしい。2台置くというのも良いかとも考えている。できれば音楽だけの部屋を作りたい。

マスタークラスなど

 昔から、収集癖がある。ピアノでいえば、楽譜収集、CD収集、あるいは練習法であるとか、~奏法・~メソッドといった流派に関する知識なども洋書含めて無駄に書籍を買ったりした。ほとんどが収集して終わり、だが。

 楽譜にもCDにも言えることだが、珍しい一部の収集家しか持っていないようなものが価値があるようにされていた。ただ、以前と比べると、一部のマニアだけが知っているというような情報は減った。楽譜でいえばIMSLPで大体の楽譜は手に入るし、一部の楽譜収集マニアのコミュニティに加入すればマイナーピアノ音楽の楽譜もほとんど手に入る。

 音源についていえばYoutubeで大体の音楽が聴ける。海賊録音や、希少なLPの音源、ヒストリカルな音源も普通に聴ける。例えば、以前、録音が少ないソコロフのラジオ録音・海賊録音などが一部のマニアの間でやり取りされていてが、そんな演奏もYoutubeで大体上がっている。

 モノだけではなく音楽教育でも同じことがいえる。音楽業界にいたことがない人間の目から見ると音楽教育の世界は閉じているように見える。特に、ピアノ演奏技術・解釈・表現といったフィールドは、北斗神拳の一子相伝さながら、徒弟制度的な師匠の教えを乞い初めて得られるようだ。しかし、もマンツーマンのレッスンとは比較できないとしても、著名なピアニストのマスタークラスの動画がYoutubeに大量に上がっている。演奏解釈論・表現論・タッチなどについてレクチャーしている動画もたくさんある。

 もちろん、言語の壁はある。上記のような情報の多くは英語又はロシア語を含むヨーロッパ言語の情報源だ。ただ、言語の壁もそのうち解消されるだろう。Google翻訳の精度は以前に比べると格段に向上しているし、音声のスクリプト化のレベルもここ数年で格段に向上している。おそらく10年もすれば、大体の外国語の動画も、自動で音声がスクリプト化し、かつ、翻訳された精度の高い字幕付きで見れるのではないかと思う。

 下記動画は、受けたいレッスンとは言えないがフェルツマンのマスタークラスの抜粋。皮肉を交えて生徒にかなり厳しい。ただ、バッハの演奏では「全て」がアーティキュレートされないといけないということが語られていて、フェルツマンと生徒の演奏を比較して聞くと話していることのよく意味が理解できる。実践できるかどうかは別として、気づきが得られた動画として印象に残っている。

 

 

 

 

少し変更

 ドホナーニの練習曲の序文を読んでいて、思うところがあり練習する曲を変更。あとは並行して練習する曲にベートーヴェンソナタも追加。

 

1 ショパン 前奏曲

2 バッハ インヴェンション

3 クレメンティ グラドゥス・アド・パルナッスム(タウジヒ編集)

4 クラマー=ビューロー 練習曲

5 モーツァルト ソナタ k.545

6 ベートーヴェン ソナタ1番

 

 このラインで、もうできる限り変更せずに進めたい。

制限時間

 昨日は練習できなかったが今日は練習した。

 

 1曲に取れる練習時間は15分ぐらい。15分なんてあっという間だが、15分と決めたら制限時間を守る意識を持つ必要がある。

 制限時間を意識すると、目標を決めるだけではなく、練習対象「だけ」に集中する必要がある。集中が途切れると、つないだ範囲をながら弾きしてしまうがこれは良くない。何の意味もない。練習範囲は場合によってはトリル1つなど、繰り返しの意味がある範囲に限定する。

 あとは、知らないうちに弾くスピードが加速していること。初期段階で速く弾くことは意味がない。

①制限時間を守る、②練習範囲を限定する、③ゆっくり弾く。

1日目

 記念すべき一日目。

 

 基礎練習ということでスケールを弾いた・・・が、音が不均等で自分で聴いていて嫌になる。スケールについては、当初全調を弾くことを予定していたが、ガタガタのスケールを繰り返し弾いてもあまり意味はなさそうだ。それよりも目標を決めて、均等なスケールを弾けるようになる、ということにしばらくは絞った方が良さそうだ。

 

 モシュコフスキとインヴェンション1番も練習した。モシュコフスキの方では練習範囲が絞れていなかったため、ダラダラとしてしまった。同じく、「今日はここをやる」という現実的な目標を練習前に決めることが賢明に思う。

 インヴェンションは、弾くなら弾けるが、アーティキュレーションを意識するとなると頭が、たった2旋律でもパンクしそうになる。じっくりと片手ずつアーティキュレーションを含めて進めるべきだろう。

 1 練習前に練習時間にすることを決めること

 2 焦って前に進もうとせず、一日程度の練習で進めることはたかがしれているので、その「たかが」を堅実に積み重ねること。

よし、やるか

 だいぶ時間が空いたが、ピアノの練習を始めようと思う。練習法やら何を弾くかやら考えているうちに時間が経ってしまった。

 長いスパンで見て、今後に有益だろうと思える曲を練習する。下記の曲を練習する予定だ。下記に加えてコルトー・メトードとスケール・アルペジオの基礎練もできるときにやりたい。練習記録はStudyplusで記録予定。

 

1 ショパン前奏曲1曲から順に
→当初エチュードの予定だったが、難しいので、ショパン慣れということで前奏曲

2 バッハ:インヴェンションとシンフォニア
→最初から順番に。ピアノ演奏の基礎であろうインヴェンションとシンフォニアをやっていないというコンプレックスみたいなものがあり、この機会に進める。

3 モシュコフスキ:15の練習曲 op.72
→技術体系としてショパン系とリスト系があるとすれば、モシュコフスキはリスト系かと思い決めた。

4 ブラームス:51の練習曲
→地道に進める。

5 モーツァルトソナタk.545
モーツァルトが弾きたいというより、タッチのコントロールが得意ではないので、タッチのコントロールのムラがはっきりとわかりやすいクラシック期の作曲家の作品ということで。まずは易しそうなk.545から

6 シューマン=マインダース:はすの花
→原曲も美しい歌曲だが、マインダースの編曲も素晴らしい。

遍歴・現状・今後

 1 遍歴

(1)小学生~高校生

 10歳頃からピアノを習い始める。おおらかな先生で、弾きたい曲を弾かせてもらった。性格上、厳しい先生だと続かなかっただろうし、ピアノが続いていたのは先生のおかげだと思う。レッスンではツェルニー、インヴェンションなど一般的な教材は使用していなかった。与えられたこともあったが続かなかった。

 中学3年生から高校生までは断続的だがレッスンは継続していた。記憶がはっきりしていないが、初めての発表会では渚のアデリーヌを弾いた記憶がある。クラシックの曲はあまり弾いていなかった。そもそも関心があまりなかった。戦場のメリークリスマスパリは燃えているか加古隆)などを弾いた覚えがある。ほかにはゲーム音楽にも興味があった。ファイナルファンタジー4,5,6のピアノコレクションシリーズが初めて自分で買った楽譜だった。母親がクラシックに興味があったこともあり、コンサートに出かけることはたまにあった。

 高校3年生になって、ピアノにはまり出す。当時、ネット上の音楽はMIDIが主流だったが、ラフマニノフ前奏曲op.32-8だったかを聴いて、こんな難しそうな曲があるのだと驚いた。その後、アラウのリストの超絶技巧練習曲のCDを買って、超絶技巧のピアノ曲という分野があるのだと知る。続いてホロヴィッツのCDを買い、スクリャービンなどロシア音楽にのめり込む。それからは貪るようにピアノ音楽を聴き続けた。

(2)大学生~大学院生

 大学に入ってピアノサークルに入る。周りがハイレベルで臆してしまい、ピアノサークルにはあまり参加しなかった。超絶技巧曲への関心はとまらず、ホロヴィッツ編曲から始まり、当時、医師の夏井氏が運営していた「超絶技巧的ピアノ編曲の世界」は全ページ読むぐらい読んだ。大学2~3年生頃には、有名な作曲家のピアノ曲はあらかた聴いてしまい、あまり有名でない作曲家を聴くことにもはまりだす。Youtubeはまだ今ほど音源がなかったので、Naxos Music Libraryでマイナー作曲家を探していた。大学生の間、バイト代はほぼ全てピアノのCDに費やした。

 高校生から大学院までの間、ほぼ毎日何時間もピアノを聴いていた。演奏の方はというと、憧れだけは強く、いろんな曲に挑戦した。が、ことごとく玉砕した。演奏会で弾いた曲で記憶しているのは、ショパンのバラード3番、バッハ=グレインジャーのBWV565のオルガン編曲。ほかにも弾いた覚えがあるが覚えていない。

 大学院に入った頃からピアノを弾くことは少なくなった。聴くことは続けていた。楽譜収集にも関心があり、マイナー作曲家の楽譜を集めては適当に弾いていた。

 大学院の頃ぐらいから即興演奏に興味を持ち出す。ただし、即興演奏といっても白鍵で遊ぶ程度のもの。ただ、ピアノといえば、楽譜を再現するというイメージが強かったので、意外と適当に弾いてもそれっぽくなるということに新鮮さを覚えた。

(3)社会人~現在

 社会人になってから、ピアノからは離れていた。ただ、ピアノの先生に発表会には定期的に出させてもらっていた。記憶している弾いた曲は、シューベルト=リストのアヴェ・マリアメトネルの祝祭の舞曲(op.38-3)、ゴドフスキーのジャワ組曲から「クラトンにて」、ロジャース=ハフの「My favorite things」、スカルラッティのk.27のソナタ、グレインジャーのSpoon River、スクリャービンの練習曲op.42-5など。ただし、「弾いた」といっても、「挑戦した」が適切な言葉だとは思う。いずれも「なんとか最後まで通した」というレベルだ。

 3年ほど前から音楽理論のレッスンを受けている。ポピュラー・ジャズの音楽理論は大体ではあるが、一通りは終えた。芸大和声のような四声体実習はやっていない。今は、対位法をレッスンで学んでいる。

2 現状

(1)ピアノのレベル

 これまでのピアノ遍歴から明らかなとおり、基礎をしっかりと積み上げたという経歴ではない。「仕上げて」弾いたという経験はあまりない。一方、大量の楽譜には触れたため、ピアノに触れた時間だけはそれなりにある。

 一般レベルを基準としたら、そこそこピアノが弾ける人というぐらいのレベル、本格的にピアノを弾いている人の中の分類でいえば、基礎がなっていない人というところだろうか。

(2)ソルフェージュ

 音感が乏しい。カデンツを弾いてもらった上で、ダイアトニック・スケール上の単音が分かるぐらいの音感はあるが、その程度であり、連続した音だと聞き取れない。

 リズム感にも自信がない。テンポをキープすることが苦手だ。休符が多く入る譜面や、ポップス等の複雑なリズムなどは対処が難しいことが多い。メトロノームを使って練習してこなかったので、メトロノームに合わせて弾くのが難しい。

(3)音楽理論

 音楽理論はレッスンを受けたこともあり、初期ロマン派ぐらいの音楽なら大体分析はできる。後期ロマン、近現代になると自信がない。

 

3 ブログについて

 

  練習内容その他ピアノに関連することを書く予定。